復習の恵那八百津線。リベンジ庭文庫。
八月の終わりに恵那まで出向き、灼熱地獄を味わったあの記憶が忘れられなくて、このたび検証に行って参りました。
本当に地獄だったのか。
暑さがなければ、どうってことない気持ちの良い道だったのでは?
という疑念がずっとあったのです。
本格的に涼しくなったので、庭文庫さんへも寄ることにしました。
開店が13時と遅いのが気にはなっていましたが、すぐに折り返せば大丈夫だろうと考えていました。なんたって、すずしいし。
はい。
例の丁字路へまたやってきました。
10時出発でしたので、かなり遅い到着。
とはいえ、計算では開店と同時くらいに店に着けることになっていました。
今回、棚田を眺めることはせずに、恵那八百津線の下りを堪能することに決めていました。
道を知らなかったせいで、変に長く感じていたのではないか、と思ったからです。
赤い橋のそばに「庭文庫」はあります。
斜度が少しあり、砂利道なので自転車は押して行くのがオススメです。
ちなみにここまで「山の販売所」でトイレ休憩を入れたのみで、何も口にしていませんでした。
てっきり「庭文庫」さんでご飯が食べられると思っていたからです。
せめてグリコのスポーツキャラメルでもポケットに忍ばせておくんだった。
店内ではコーヒーをいただきましたが、汗が引いて寒くて仕方がなかった。
ずっとストーブに張り付いていた気がします。
あ、庭文庫さんというのは古書店でございます。
本好きの人ならずっといられると思います。
詩集も多いし、縁側からの景色は最高だし、雰囲気も良い。
なんだかんだで一時間ほど吟味して、文庫を二冊買って帰りました。
お店を出ると、14時10分。
やばい。
なにか食べねばと思い、例のタコ焼き屋へ。
今回は10個入りを。
あきらかに量は足りていないので、家までもつのか心配でしたが、暗くなるまでの時間がもうない。
5分ほどで完食し、すぐさま帰路へ。
さすがに前回よりは登りが楽。というか、やっぱり道を知っているからでしょうか。
どういうコースプロフィールか知っていることで、かなり体力と精神の消耗を抑えることが出来ます。
水の補給場所も行きに目星を付けていたので困ることはありませんでした。
ただただ、時間に対して焦っていました。
「火の用心看板」から時速40㎞、12分で下ってきた。
いま時速10㎞だから、山の販売所までは1時間くらい掛かるかも知れない、などとずっと時間を計算していました。
しかしその割には時間が過ぎるのが早い。
14時から15時までの記憶が曖昧。
見る度に時計は15分進んでいる。
坂が長すぎる。
出発時間が遅すぎたか。
いや、庭文庫さんで長居しすぎたか。
「14時って、そもそもシャワー浴びてゴロゴロしていたい時間だよな」と、
焦りが、後悔を呼びます。
幸い、山の販売所からは下り基調で、思いのほか早く帰れましたが、それでも帰宅したのは17時過ぎ。
しかも、2000メートルしかアップしてないwww
特筆すべきはTSSが400近いこと。
三日経った今も、身体がしんどい。
ガーミンは3,5日の休息を要求してくる。
いままでは多少辛くてもライドに出掛けてしまっていたので、ガーミン導入して正々堂々と休むことができる。
休みすぎじゃないかと思うが、もっと休んでも良かったんだな、と思う。
やっぱり何か補給食もって行けば良かったな……