ユニク○のヒートテック『95点』・いやらし目線
広告、テレビCMや、駅などのポスターに書かれているコピー。
スゲ〜うまいじゃん、と思うものもあれば、「どうしてこれが企画会議通ったの?」
と疑いたくなるようなものも混在しています。
今回は、ちょっと気になったので書いてみます。
常に100点の物を提供する、という意識
昔、学生芝居ですが、コントのようなものをやっていた時期がありました。
その公演の最後、演者三人がアドリブでたわいもない会話をしていました。
公演の感想や、「あそこ台詞間違ったよね、キミ」といった内容を、突っ込み合って笑いを取ろうとしていたのでしょう。
素人ですからね。まぁ、見るも痛々しいものだったことでしょう。
映像が残っていないのが幸いです。
そこで、私が「今回の芝居は何点だった?」という質問をしていました。
「80点」
「50点だな」
と、日によって返答は違いましたが、最終日、偶然観劇していた先輩から言われました。
「演者が50点だと思っている物をお客さんに出して良いはずがない。
だからあんな質問は駄目だ。
常に100点の物を出さないと」
ごもっともです。
それで大した笑いも起きなかったので、その後、そのような質問をすることはなくなりました。うまく生かせなかったのです。
ヒートッテックは何点?
ついさっき目にしたのだが、CMの最後母親が子供に質問する。
「今度のヒートッテックは何点?」
「95点」
あー、そう。
95点なんだ〜。
と思う人もいるでしょう。
先輩みたいに怒って、今後一切ユニク〇で買い物をしなくなる人もいるかもしれません。
私はと言うと、「あー、全国放送でそういうこと言ってもいいんだー」と思った。
んで、ここに書こうと思ったのだが、果たしてこの95点って、高いのか低いのか。
あとの5点は何なのか。なぜ減点されたのか。
そんなことを気になるように、あのCMを作ったのかもしれない。
いや、でも。
私ならばやっぱり自分が100点だと思った物を買いたいなぁ…………。
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あ、これ本になってるんですね。
触りだけ読んだら面白かった。