愛車紹介とホイール事情

なんだか、たくさんの方に見てもらえているらしく、本当に有り難いことです。

 

これからも、幼女成分多め生きたいと思います。

 

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まずはこちら。

 

フリーハブに使われている爪。

 

ラチェットを直訳すると「爪車」。

 

リアホイールを回転させるとジー、とかカチカチとか鳴るアレの正体です。

 

で、なんで取り外されているかというと、

 

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こちオルベア・オルカブロンズさんが履いていたフルクラム・レーシング5

 

ニップル赤いので、オルカには似合わないよねーと感じつつ、2万キロほど走っていました。

 

この、ハブメンテナンスを行っていたところ、

爪を起こすバネ「ポールスプリング」が複雑骨折しておりまして、ニッチもサッチモいかなくなった次第です。

 

このレー5さんをネリッシモに捧げるべく準備をしていたのですが、まさか、こんな落とし穴があるとは…………。

 

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なので、現在のレー5は使用不可状態。

 

ハブを外すと、3つの爪のうち1つが寝ている状態で何とか保っていました。

 

走行中じゃなくて本当によかった。走行不能で帰れなくなるところだった。

 

レー5さんはそこまでドSではないので、ライダーに優しい。

 

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こちらは、現在のオルベアの姿。

 

履かされているのはMAVICキシリウムSLRさん。

 

こちらはドSなホイールですので注意が必要です。

 

残念ながらこちらで、明日、練習再開となります。

 

一応、ふぁーすといんぷれっしょん(第一印象)を感じ取りたいので、ネリッシモの初乗りはレー5と決めています。

 

タイヤもホイールも空気圧も同じ状態で乗りたい。

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こんなささやかな願いでさえ、爪起こしバネの不良で叶わないとは…………。

 

ただ、まあ、ネリッシモにバーテープを巻くつもりでまだ巻いていないので、最初はバーテープ無しで行くかもしれません。

 

デダの35㎜独自路線規格のハンドルですが、太い部分はバーテープ隠すなよってことみたいです。

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ぶれていますが、一応キシリウムのSLRさんのはずです。

 

後輪ですので、R-SYSさんなのかもしれません。

 

 

THE BAY

THE BAY

 

 

ロングライド時の朝食と補給食

休みになると雨が降ります。

 

いつものことです。

 

なのでネリッシモに乗れません。

 

今日は食べ物について。

 

いつもの朝食は、夏はシリアル。冬はパンかお粥で済ませています。

 

 

重視するのは手軽さ。

 

でも100キロ以上走る練習となると、途中でエネルギー切れになり、地獄の苦しみを味わうことになります。

 

クリスチアーノ・ロナウドの自伝を読んでいたとき、こんなことが書いてありました。

 

意訳「パンはグルテン入ってるからやめた方がいいって医者に言われて、それから一切小麦製品を摂らなくなったんだ。そしたら超体調良くなって......」

 

みたいな感じで、グルテンフリー活動していたみたいです。

 

何百億も稼ぐプロ選手の言うことですから、真似しない手はない!と少し思いましたが、どんな食べ物も、その人に合う合わないがあります。

 

ヨーグルトは整腸作用がありますが、お腹を冷やすので、我が家ではあまりたくさん食べる習慣はありません。

(気分によっては食べますが)

 

つまりグルテンに強い人もいればそうでない人もいる、のかな?

 

話が逸れました。

 

ロング練前の朝食では、手っ取り早く高カロリーを摂るために、(1000キロカロリーくらいを目標に食べる)パスタを食べていました。

 

しかし作るのが大変なので、

 

 

 

 

 

 

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パンケーキを食べるようになりました。

 

いや、作る手間としては大きいのですが、ここは気分優先です。

 

パスタよりは多少、早く出来ますし、洗い物も少ないはず。

 

腹持ちは、パスタ200グラムを食べたときと同じくらい。

 

もちろん、昼食はちゃんととりますよ。

 

一人で走ることばかりなので、主にコンビニ食になってしまいますが、おにぎり2個、エナジードリンクorプルーンのヨーグルトドリンク、バナナ。

 

おにぎりに飽きたらお弁当や焼きそばを買ってしまうこともあります。

 

一部のサイクリストは揚げ物NGなので、揚げ物入りのお弁当は買いませんが、やはり固形物を入れておかないと、帰り道に力が出ません。

 

本当はもっと食べるべきなのですが、一回の昼食としてはいつもこんな感じです。

 

ですがこれだとすぐにエネルギー切れになるので、追加でエナジーバーやジェルを買って、帰り道用にポケットに入れています。

 これをよく食べていました。

ウイダーinバー プロテイン ベイクドチョコ (12本入×1箱)

ウイダーinバー プロテイン ベイクドチョコ (12本入×1箱)

 

ただ、夏は背中のポケットで溶け出す可能性があるので、

 

アミノバイタル ゼリードリンク SUPER SPORTS 100g×6個

アミノバイタル ゼリードリンク SUPER SPORTS 100g×6個

 

 このBCAA配合ジェルを持って行ったりします。

初めて乗った頃、乗り始めでよく頭痛が起きていましたが、BCAAを摂ることで解消していました。

 

おっそろしく筋力が足りていなかったせいかと思われます。

 

 

いつかライスケーキを作ってやろうと思っています。

この間作ったシリアルバーは、きな粉まぶしすぎでライド中にむせました。

防犯登録というハードル

自転車の防犯登録をしてきました。

 

始めはお手軽に済ませられるだろうと思い、チェーン展開している自転車屋さんに持ち込んだんですが、

 

「購入証明書があれば、出来ますよ」

 

とのことだったので、早々に退散。

 

いや、ないっすよそんなもん。

ネットで買ったんですもの。

領収書(納品書?)くらいはあったかもしれないですが…………いや、探したけど無かったもんなぁ……。

 

ない。

 

ということで、察署に直接、持ち込んでみました。

 

警察署で防犯登録するのは、実はこれが二回目。

 

5年ほど前にアマゾンで、安い折りたたみ自転車を買ったとき以来です。

 

そのときはやたら小さくて可愛い私服の婦警さんが対応してくれました。

まだ独身だった私は、思わず連絡先を聞きそうになりました。

警察署内でナンパって、犯罪ですか?

そうですか。

 

受付で用件を言い、地域安全課のある三階まで階段を上がります。

 

今日も居るかな〜??? と、少しの希望をもっていましたが、残念でした。

 

対応してくれたのは地域安全課のおっちゃん警部さん。

 

駐車場へ移動し、車のトランクにぶち込んだネリッシモを見せる。

 

「車体番号は?」

 

と聞かれる。

 

「どっかに刻印してあるはずなんだけどねぇ〜」

 

と、どこか疑いの目を向けられる。

 

そうかぁ、ここ、警察署だもんなぁ…………と感じる。

(領収書もないし、これが盗難車だって否定する材料が何もない)

 

まぁ、カーボン車に『刻印』は無いはずだろうからと思い、BB下のシールを見せる。

一応、車体番号らしき数字とアルファベットが張ってあったので、それで一応は何とかなる。

(ネリッシモが盗まれたときに分かる番号があれば何でも良いのかもしれないと、このとき思う)

 

警「自分で組んだ?ワイヤーとかも?(んなアホな)」

私「ええ、余ってるパーツもあったので(疑われてる?)」

警「タイヤは……古いねぇ……(盗難車ちゃうの?)」

私「タイヤは買ってないので、別の自転車から借りてますぅ(疑われてる)」

警「どこで買ったの?(盗んだんちゃうの?)」

私「ネットで、パーツを取り寄せて(う、疑われてる)」

警「ふーん、高かったでしょう(盗んだんやから、タダだべぇ)」

私「そんなに高くなかったっすよ(やっすいフレームですねん)」

警「重さは? 10キロぐらいあるん?(盗難車やから分かるわけないやろ)」

私「8キロです!(持った感じ、なんかそんくらい)」

警「まあ、ええわ(ちっ)」

 

駐車場でこんなやりとりがあったあと、再び三階の地域安全課へ。

 

免許証を預け、しばらく(10分ほど)待たされる。

 

向かいには、おっちゃん警部と部下とおぼしき若い婦警さんが。

 

「ないですねぇ」

 

と婦警さんが漏らしているのが聞こえる。

どうやらネリッシモの車体番号と盗難車データとを照合しているようだ。

「メーカーは?」

との問いに、

「でだちゃいです。で、だ!」

と返答するも、さらに疑念の目を向けられる。

警「でだちゃい?(んなメーカー知らんぞ、盗難車ちゃうんか)」

私「デダチャイの、ネリッシモというフレームです」

警「ねり……? なにぬねのの、ねか?」

私「なにぬネリッシモです

と、我ながら訳の分からない会話をして終わる。

 

「防犯登録は七年間有効です。盗難された場合は、この書類を届けていただければスムーズに探すことが出来ます。再発行できませんので大切に保管して下さい」

 

若い婦警さんの事務的な言葉を胸に、私は警察署を後にした。

 

時間にしておよそ30分。

かかった費用は600円。

首筋には変な汗がじっとりと髪を濡らしていた。

 

 

でも、ま、これでようやく一通りの組み立てが終了したわけで、やっと公道を走ることが出来る。

それにようやくこのロードバイク、ネリッシモが私の二台目になった実感が出てきた。

思えば、フレームの状態で警察署に持ち込んで防犯登録すればよかったのかもしれない。

 

やはり、ここまできてもロードバイクはお店で買った方がいいという結論は揺らがないのであった。

 

 

『ローガン』とアメリカの『老眼』(ロリータ有マス)

右手、薬指の付け根の関節が原因不明の痛みに襲われている。

 

リウマチかもしれない。

この歳で。

 

そんなことはいい。

今日は映画の感想文でも書こうかと思います。

 

 ここからネタバレします。ご注意を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ『ローガン』

 

男は、いや、男たちは老いていた。

かつてヒーローと呼ばれていた彼も、いまや近くの文字が霞んで読めない。

かつて彼のボスだった男もそうだ。

彼の場合はもっと深刻だ。

年齢は90を超え、いまやアルツハイマーが進行中だからだ。

ミュータントと呼ばれた、はぐれ者の彼ら。

いまでは動ける者が金を稼ぎ、そのわずかな金で薬を買う生活。

メキシコ。

誰も進んでは行きたがらない荒野に、ひっそりと地下にでも潜るように暮らしていた。

 

唯一動ける男『ローガン』。

彼の仕事は運転手だ。

高級車を転がし、裕福なアメリカ人たちの脚として働く。

ときには休憩中にホイールを盗まれそうになるが、自慢の『爪』で暴漢を撃退する。

はずが、いまは老いた。思うように身体が動かない。

追い払うだけのはずが、殺してしまわなければならないほど、胆力も筋力も衰えていた。

当然、罪は罪だ。人を殺して良い法律などどこにもない。

ただ、それはあくまでも人間の場合だ。ミュータントにミュータントの法律はない。

あるのは自分自身の中にある良心と、その呵責。

だから酒の量も増える。

過去の罪と、彼はいまもなお戦い続けているのだ。

戦場から帰還した兵士のように。

 

あるとき男が忠告に来る。

「この女を捜しているんだ。見つけたら俺のところへ連絡して欲しい」

右手が義手になっているその男の首にはドクロの入れ墨。

カタギの姿じゃない。

そしてローガンは知っている。

男の雇い主がアメリカ政府であるということを。

 

かと思えば、女から仕事が舞い込む。

メキシコ訛りの英語で、女はなんとか伝えようとする。

「私と娘を安全な場所『カナダとの国境』へ連れて行って欲しい。いますぐに」

だがローガンには「いますぐ」という条件は呑めなかった。

メキシコに残した老人の介護をしなくてはならないからだ。

いったん戻って準備を整えるローガン。

翌日、女の待つモーテルで見たものは、無残にも撃ち殺された女の死体だった。

 

危機を感じ、メキシコへ戻ったローガン。

「これは何だ」

仲間がトランクから見つけたのはボールとリュックサック。

どうやら娘が勝手に乗り込んで来ていたようだ。

だがもう遅い。義手の男が後を付けてきていた。

「女を見つけたら、俺に報告しろって言ったよなぁ」

男は銃を振りかざし威嚇するが、娘が投げた鉄パイプで気絶してしまう。

「おお、ローガン。あの子がそうだ。あの子が若いミュータントなんだ」

予知能力をもつ老人が指さす先には、10歳くらいの小さな女の子が物陰に隠れるように立っていた。

 

ローガンと、少女の、人生を巡る旅が始まろうとしていた。

 

 

感想。

ええっと、あらすじというか、シリーズはあんまり見ていないのでなんとも申し訳ないのだが、今回のヒューはコスチュームを着ません。

し、水平離着陸可能なサンダーバードみたいな戦闘機にも乗りません。

そんなんあったらすぐにこの映画終わってしまうわっ!

 

PVを見て分かっていたことですが、これはロードムービーで、少女がローガンと同じくアダマンチウム製の『爪』を生やすことが出来るミュータントであるということ。

で、おっそろしく強い。

海千山千の傭兵軍団を相手に、一人で立ち回ってしまう。

おまけに再生能力があるもんだから、少女の身体を銛が貫通しちゃったりなんかして、もうグロ表現には慣れっこの私ですが、さすがに「え、いいの?」ってな具合になりました。

で、その後もこの少女、容赦なく殺しまくります。

そりゃあもう気持ちいいほどに。

人間は敵、いや、銃を持った者は敵だと言わんばかりに。

(よく考えたらこの映画、ミュータントという設定無しでも成立しますよね。凄腕のナイフ使いと予言者のじじい、新人アサシンの少女って設定で)

 

これがアメリカの懐の広さ、なんでしょうかねぇ。

少女「ローラ」を演じる女の子は、ダフネ・キーン。イギリス出身なんですって。

間違いなくマーティンスコセッシの「タクシードライバー」に出ていた「ジョディ・フォスター」です。

同じ運命を辿る気がしてならない。ダフネ株があったら買えるだけ買うべきだ。

なんせ、この年でもうおっそろしいくらい美人(12歳の子にこの表現はアメリカ人からしたら非常識とののしられるかもしれないが)、というか色気がありやがる。

そりゃもうスクリーンに写っているだけで間が持ってしまうほどに。

 

肝心のローガンはというと、ヒューのどことなく頼りない風な演技(脚が悪いような歩き方)からも分かるとおり、再生能力を持っているはずが、そこまで再生しなくなってきているという設定。

理由は明らかにされていませんでしたが、どうやらローガン自身が過去に人を殺めたことで自暴自棄になり(帰還兵のような)酒浸りになって、死にたいと願うようになった。

というか、もう再生能力使いすぎで寿命のような感じに。

これは自殺を考えていることも含め、メタルギアのオールドスネイクだなと感じた。

再生能力があるばかりに、楽に死ねないローガンの唯一の救いはアダマンチウム製の弾丸。

そして金を貯めて「太陽の風」号というヨットを買って、教授とともに海の上で死のうとしている。

 

まあ、分からなくもない。

 

特殊な能力をもったままアルツハイマーになるという恐怖をアメリカさんは描いている。これぞ高度医療社会がもたらした弊害じゃー、とまでは言ってない。

うん。

ミュータントのアルツハイマー、マジ迷惑。

教授が発作を起こせば、一般人は身動きすらとれない麻痺状態になる。

それも、けっこう広い範囲で。

今後はあれか、そこまで考えなきゃならんのか。

拳志郎がアルツ。悟空がアルツ。少佐がアルツ。アムロがアルツ。

アルツありきで設定考える脚本家さん、マジ大変。

 

そして遺伝子組み換え食料にミュータント抑制薬をこっそり配合させて、この25年間はミュータント一人も出てきてなーい計画も成功。

(GSでローラが食べていたのもプリングルスだし、飲んでた缶ジュースにもコーンシロップ入ってるよね。ってそんなことどうでもいいか)

ローガンが出入りしていたメキシコ国境といい、一応は、この辺りアメリカが抱える問題をチラ見せしていたんでしょう。

 

ではこの映画の本質ってなーに?

ってことになってくるが、あれでしょ、「人生」でしょ。

 

老いて爪が出せない、身体が再生しないローガンは、それってつまりもう普通の人ってことじゃん?と気付かせてくれます。

事実、最後の最後、ローガンは人間の武器を使用します。

あれだけ人間が、ミュータントが、棲み分けが、って言っていたのに、両者を分けていたのは凶暴性ではなく特殊能力の有無だったのです。

能力を失った者は人間になれるのか。

人間らしくあってもいいのか。

しかし、映画の中で登場する人物たちはみな凶悪で、武器を手にし、自らの身体を戦闘のために改造していました。

 

ローラは研究所で作られ、外界を見たことがありませんでした。

それが、ローガンたちとの旅で景色に触れ、他人に触れます。

 

ヒーローものとしては極端に登場人物が少ない(と思ったのは私だけでしょうか)この映画の中で、唯一登場人物らしい登場人物に出会います。

マンソン一家です。

奥さん、あのピーター・ベントン先生よ。ERの。

父、母、子の三人で、ごく一般的な幸せを享受している彼ら。

彼らだって人間なのです。

 

そしてそんな人間たちを、ローラは見ていました。

旅の途中、教授とともにホテルの一室でローラは映画を見ます。

西部映画「シェーン」です。

私、見たことはないのでなんとも言えないのですが、この映画がローラに人生訓を教えています。

「罪は罪だ。どこまで行っても罪はついてくる。それは俺が背負って生きる」

このようなことを『シェーン』のラストシーンに流れます。

ローガンも「背負って生きろ」とだけ言うシーンがあります。

事実、その言葉通り、ローラはミュータントとしての道を歩むことになるのです。

 

これは人生の物語だ。

人生とは背負うこと。決意すること。戦うこと。愛し合うこと。認め合うこと。

そして後悔すること。誰かのために走ること。

そんな人生が詰まった映画なのです。

 

(劇中、映画によって教えられるってところに、ぐっと来たのは私だけでしょうか)

 

 伊藤計劃調で書いてみまして。ええ。

 

 

海外通販で購入したネリッシモのフレームを組む。

 

今夜の夕食は焼きそばでした。

明日の夜も焼きそばです。

その次も、そのまた次の日も焼きそば。

きっとその次の次の日も焼きそばでしょう。

 

まあ、それはいいんです。

 

今日は完成したネリッシモの紹介です。

で、特に言いたいのは、果たして海外通販で購入したフレームは組めるのかということ。

それと、細かな問題点について書いていこうと思います。

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これが、

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こうして、

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こう!

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で、完成。

って、なわけあるかーい!

悪いこと言いませんから、一度も組んだことがない人(特にロードバイクに乗ったことも触れたことも無いような人)は、

素直にショップで購入して下さい。

大変ですから。

 

そして改めて感じるのは、吊しの完成車が、いかにお買い得車としてまとまっているかということなんです。

 

サドルも、シートポストもハンドルもステムも、そのた諸々のスモールパーツの数々も付属。

バラバラだったそのパーツがショップが組み上げた状態で売っている。

なんてすばらしいんだろう。

お気に入りのパーツを使いたい(選びたい)場合は、ショップに頼めばいい。

二台目ともなればフレームを選ぶところから始めたっていい。

 

餅は餅屋。

 

自己流で組んだって、延々と付きまとうのが「これでいいんだろうか」「左右のバランスは合っているのだろうか」ということ。

 

組み立て時の注意点

さて、今更ですがここまでの作業を振り返っていきましょう。

私がぶつかった問題はと言いますと、

  • クラウンレースの圧入
  • コラムカット
  • コラムスペーサーの用意
  • 左クランクボルト紛失
  • アンカーナットが締まらない
  • アウターワイヤの長さ決定
  • トップチューブのカタログ値を無視してステム長を決める(ハンドルが遠すぎて乗れないんじゃないか不安になる)
  • チェーンコマ数
  • フロントディレイラー取り付けバンドのサイズ
  • 防犯登録

といったところでしょうか。

赤字は、取られた時間が大きいものです。

可能ならショップに頼み込んでやって貰って下さい。

お金で解決できます。

(以上はすべてお金で解決可能なことでしたので、私のような貧乏人は時間で解決させる方向でなんとかやり過ごしました)

 

見てください。

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真ん中が、練習のためにカットしたオルベアのフォークコラム。

右がネリッシモのフォークコラム。

(左は使用する予定だったコラムスペーサー5㎜)

切ってみて思ったのは、オルベアは切りやすく、ネリッシモは表面カーボンが編み込みのせいか、非常に切りにくかった

極論を言うと断面がまっすぐでなくてもいいので、そこまで神経質になる必要はなかった。後で紙やすりで整えればまっすぐになるし。

うーん、チューブメーカーであるデダチャイの実力差がこんなところにも、と感じてネリッシモへの期待が高まった瞬間でもありました。

 

次。

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コラムカットに失敗した図。

あと3㎜短くカットしていれば、カーボンスペーサーは一個で良かったはずで、上の赤いスペーサーも使用できたのに。

最終的にはステムの下に赤いスペーサーをかましてハンドルを5㎜高くする予定。

なぜかって?

見た目。

と、「ステムが110㎜のため、少し高くした方が良いのでは?(オルベア比)」という考えから。

ただ、さらにスペーサーを購入するとなると追加で2000円ほど必要になってくるので保留中。しばらくはこのままでいきます。

 

見て下さい。

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右がネリッシモに使用した105クランクボルト。

左が、わざわざ購入してしまったアルテグラクランクボルト。

実家を引っかき回して105ボルトを見つけたからよかったものの、これには参りました。まさかアルテと105で、規格が違うとは。

 

次。

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一番上に写っている銀色の筒。

アンカーナット、もしくはプレッシャープラグというものです。

これが締まらない。

いろいろなサイトを見て、ある程度締めた状態で挿入すれば良い、ということが分かり、一件落着。

 

ぐ、いちいち時間が掛かってしかたない。

 

こういう面倒を避けるためにも、やはりある程度組んだ状態であってもショップに持ち込むべきかと思うのであります。

 

やっとワイヤー。

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アウターワイヤーカットは思い切りが肝心。

間違えた場合を想定して、もう一組ワイヤーセットを購入しておきました。

オルベアのが切れた場合にも使えるし、ストックしておいて損はないかと。

 

ハンドルの内部をワイヤーが通る仕様のため、非常に苦労しました。

今思えば、通さなくても良かったかも。

三冊くらいメンテナンスの本を見比べながらやりました。

 

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で、肝心のハンドル。

ロードバイク規格便利帳」という本をみていて、こんな記述を見つける。 

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 DEDAの新規格ぅ〜???

特殊すぎて売れてないんじゃないのぉ〜???

とか思っていたら、カーボンハンドルらしからぬ値段で売られていたため、フレームと同時購入。

当然、コレに合うステムはスーパーオーバーサイズ35㎜しかない。

よってステムも決まる。

 

肝心の長さだが、

1.オルベアでは90㎜、100㎜と長くしてきたところ、長い方が自分に合うということが分かり、100㎜以上を考える。

2.プロ選手の土井幸広選手が使っているのが「110㎜」ということもあり、110㎜が視野に入り始める。

3.トップチューブオルベアよりも短いこともあり、110㎜に決める

といった流れで決まる。

 

90㎜から100㎜に変えたときが、もっとも効果アリと感じた。

「これぞロードバイクの快適さよのぉ」

と思ったものだ。

 

最初、オルベアに乗ったときはロードバイクの爽快感や人馬一体感なんてこれっぽっちもなかったからなぁ......……。

最初の一年はオルベアに対して「サイズが大きすぎる、失敗した」とばかり思っていたので、思い切って長いステムに変えてみたのは正解でした。

そういえば、今のオルベアのステムもデダチャイでしたね。

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 中古で安かったから付けてみたんですが、文句なし。

なんなら3Tよりもいい。

(3Tは耐久性・剛性重視の気がするので私には勿体なかった)

デダチャイはハンドルも含め、なんなら剛性緩めな気がして私にはちょうどいいかも。

(まだ35㎜ハンドルでスプリントしてないので分からないが、ステムは何かそんな感じ)

 

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 チェーンコマ数は、こちらのサイトを参考にさせてもらいました。

www.geocities.jp

もっていないのですが、

 

バイクハンド YC-207 チェーンフィキサー YC-207

バイクハンド YC-207 チェーンフィキサー YC-207

 

 これがあるととっても便利だと思いました。

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 ついでにDOVALチェーンリングにしてみました。

変速は今のところ普通。

楕円率6%です。T52-36。

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ローラー台に乗っただけですが、回すタイプの人は脚を残せるかも。

フルームが使っているのも納得。

 

FDバンドは結局、

 これじゃなくて。サイズ違いです。

TOKENの「34.9㎜」です。

アマゾンでは在庫切れみたいですので悪しからず。

 

 ネリッシモについては以上です。

防犯登録をしたら、外を走ってみたいと思います。

 

 

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 嫁様のロードバイク

主にローラー台専用となっていますが、お遍路に行ってしまっていないので、ローラー台はネリッシモがセットされています。

居間にローラー台があるので、ずっと眺めることができます。

 

 

 

夕飯の焼きそばを食べながら思うのは、ネリッシモのジオメトリが美しいということ。

シートステーとダウンチューブが平行で、フロントフォークとシートチューブがほぼ並行。

三角形と形容されるロードバイクのフレームですが、これは四角形です。

シートチューブの色だけ黒い、というのも四角に見せている要因ではあります。

 

バイクポジションが気になるところですが、ローラー台で一時間乗ってみたところ、ハンドル角度とブラケット角度をわずかに変えただけで済みましたし、サドルの違和感も乗っているうちに消えるでしょう。

要は慣れです。

(やっぱりハンドルはあと5㎜高くてもいいかな)

 

 長くなりました。

今日はこの辺で。

 

 

 

ネリッシモ完成。妻がお遍路へ。

つ、疲れました。

 

写真などはまた後日ということで。

 

ええ。

と、えええ。

 

え、が一つ増えるだけで意味が変わるのね。

 

って、そんなことどうでもいいわーい。

 

妻が突然、四国遍路の旅に出るということですので、早く寝ます。

 

夜出るみたいです。

 

し、心配です。

 

 うどん食いてえっす。

無酸素域の呼吸について

なんだか最近、再び「ファイブスターストーリーズ熱」が上がってきています。

今月の25日に愛知開催の「GTM」を見に行けることになったことが原因でしょう。

 

花の詩女 ゴティックメード ワールドガイド

花の詩女 ゴティックメード ワールドガイド

 

これ。 永野護デザインのトリコでございます。はい。

 

さて、今日は呼吸について書いてみたく思います。

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見えるかなぁ?

これ、私の走行記録です。

ほとんど公開しないまま今日まで来てしまいましたが、先月の走行距離は925.5㎞でした。

おしい。

あとちょっとで1000㎞だったのに、くやしい。

とかは、最近では思わなくなってきました。

身体壊したら、元も子もないので。

それに距離だけが指標ではないですし、大事なのは強度と質。

この二つが上がっていけば、練習時間はどんどん短くなるはずだと思っております。

 

で、本当に見て頂きたいのは、昨日のログ。

120㎞ほど走っていますが、実は昨日は80㎞を過ぎた辺りから急に呼吸が苦しくなってきたのです。

 

コースは延々となだらかな登りが続く信号のない道。

片道60㎞。折り返すと、帰りはゆるい下り基調の平坦道になります。

行きは追い風。

帰りは、ものすごい向かい風でした。

 

今度参加する乗鞍スカイラインヒルクライムに向けて、40㎞辺りから20分間のヒルクライム。斜度は平均勾配は5.5%ほど。

全力TT。昨日は1回だけ。

 

そして昼食をコンビニで済ませ、ちょっと走って折り返し。

そこから向かい風にさらされながら、巡航速度35〜40㎞ほどで頑張る。

おそらく折り返してから80㎞地点に到着した辺りで、胸の苦しみに気が付きました。

 

よく、水泳や陸上なんかで全力疾走した後のように、息を大きく吸い込むと肺が痛い、という症状に。

 

「やりすぎた」と感じました。

 

実は5年ほど前、肺胞の一部が破れる「肺気胸」という病気で一時的に入院したことがあり、そのときと似た痛みだったので焦りました。

 

退院してからは何ともないのですが、「高確率で再発するだろうから、そのときは肺胞を切除しますので」とお医者様に言われていたこともあり、余計に心配でした。

 

で思ったのは頑張ってる最中、浅い呼吸だったのではないか、ということ。

 

「疲れるから呼吸は大きく、回数も減らそう」

みたいなことを、引退したティンコフのバッソさんが雑誌で言っていたのを思い出しました。

事実、「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」という興奮した犬みたいな呼吸を続けていたときは、帰宅後、胸が苦しかったことがあります。

 

って、ならばなぜ同じ過ちを、とお思いでしょうけど、それほど風が強かったんだろうなと今になって思います。

頑張りすぎてしまったのだ、と。

 

向かい風の10分走みたいなことと、その前に行った山岳TTによる無酸素状態。

結果、肺の末端がずっとしぼんだままで、縮こまってしまったことによる痛み、だと私は考えています。

 

特にロードバイクに乗る上で大事なのが「息を吐くこと」。

吸うことは無意識がやってくれますが、吐くことは意識的にやってあげる必要があります。

つまり腹式呼吸です

落ち着いた、深い呼吸を心がけていましたが、どうやら昨日の私は足りていなかったみたいです。

 

肺の痛みは帰宅後、1時間ほど睡眠をとったら治りました。

 

痛みに気が付いてから帰宅するまでの道のりは果てしなく遠いモノでした。

まるでハンガーノックのような苦しみ。

みなさま、頑張りすぎにはくれぐれもお気を付け下さい。

 

 

ネリッシモは、組み始めてはいますが、次々に襲いかかる問題にイチイチ立ち止まっている状態です。

パーツもまだ揃っていませんし、いつかまとめてアップしたい!

 

…………早く乗りたいなぁ…………。