ピナレロF10とゴキソホイールの感想
おっと。
ピナレロとゴキソの試乗感想を書こうとしたのだが、写真がない。
ので、感想だけ。
まずはピナレロ。
F10 に乗りました。
焼酎で例えるなら森伊蔵。
芋なのにスッキリ。いや、スッキリして飲みやすい芋焼酎なんぞ、いくらでもあるのだが、さすがに人気なだけのことはあって、トータルバランスが非常に高い。
あれもこれも、という要素を求めるなら妥当な選択だろう。
芋は好んで飲んだりはしないけれど、森伊蔵の旨さは分かる、といったところか。
エアロで軽量で、レーシーで乗り心地もグンバツ。
見た目もイカしていて、デザイン、ジオメトリに至るまで文句はない。
サイズも豊富で、販売店も多い。
使用者も多いのだが、公道でハイエンドモデルのF10を見たことはまだ、ない。
さすがにツールで勝ちまくっているだけある。
楽しすぎて試乗コースを5周した。
いや、むしろ楽しくない。
他の自転車が楽しくなくなるかもしれないという、危険性を感じるほど。
やはり知らない方が良い世界もあるのだろう。
高いし。
最後にゴキソ。
カーボネックスHRに、ゴキソホイールを履かせたものを試乗しました。
なんつーか。
これも知らない方が良かった世界。
いままでのホイールとは一線を画しております。
例えるなら、レクサスやクラウンなどの重量系高級車。
振動が、というかそもそも、これまでのホイールが(主にハブシャフト部が)やわ過ぎなのでは?
通常のホイールでは振動として感知していたシャフトの歪みがほとんど無いようで、一言でいうなれば『安定』。
転がり抵抗などはまったく変わっていない気がするので(タイヤの方が重要という意見に賛成)、あとは思いっきり出力を出しているときに、どれだけ乗り手に楽をさせられるか、なのでしょうけれど、そこまでは乗り込んでいないので分からない。
おそらく、最強のハブでしょう。
値段に見合った価値を見いだせるかは、個人差に寄るところが大きいですが、安価であればすべての自転車に搭載されてほしい商品です。
タイムフレームに履かせてあげたい。
疲れ方が相当に違うと思います。
定期的な宝くじの購入を考えてしまいます…………
そして、最後はワコーズの洗車講習会。
これがもっとも勉強になりました。
が、次回に詳しく書こうと思います。
続く。