コンポーネント『デュラエース9100』で組んでみた。組み替え時の注意点編。
はい。
組めました。
今度はバーテープ長め。バーテープリミットを超えて、限界まで巻きました。
バートップに肘を載せたときや、ふとしたとき、腕がすっぽ抜けるのでね……ええ。
さて、変更になったFDのケーブルルーティング。
下から来て、六角ボルトとワッシャーの下を通して、一度ボルトを締め上げます。
これで固定完了なので、あとはボルトのキャップに開いている穴にワイヤーを通してキャップを戻します。
このとき、ワイヤーはぐるっと前をカーブして通り、後ろに流れます。
フレーム、FD裏の溝、ボルト下、ぐるっと回して、キャップに通す。
最後にワイヤーエンドをカシメて出来上がり。
見ての通り、ネリッシモはバンドタイプのフレームなので、アダプターを新規購入。
これまでのTOKEN製のものでも良かったのですが、シマノで統一してみたくて購入。
Lサイズですな。ネリッシモは34.9㎜で、ちょうどいいです。
続いてRD。
注意点は、フレームエンドとRDに新しく登場したハンガーの取付位置。
裏にストッパーがあるので、ストッパー同士が接触した状態で取り付けるのが正規みたいです。
ネリッシモの場合は、ハンガーが真横に来ています。
ワイヤーは通してボルトで留めるだけ。FDよりも簡単でした。
が、問題は変速調整です。
ローが30Tという巨大スプロケなので、プーリーケージが下へいく調整に。
そして上手いこと変速してくれなかったので、散々原因を探った結果、
ケーブルの張り不足と判明。
シマノのマニュアルに従い、RDに付いているアジャスターを時計回りに回していくと、音なりが止んで、上手く変速してくれるようになりました。
ケージはもう少し上でも良かったかもしれません。
離れるほど変速性能が落ちる、とのこと。
個人的に気になるのは、
ホイールの互換性。
調子に乗って30Tを選択してしまいましたが、30Tのスプロケを付けたホイールは、アルテのオルベアでは使用できません。
アルテのRDをロングに変更すればいけるのですが、どうして28Tにしておかなかったのか。折角のデュラエースのスプロケなのに…………。
ま、まあ、30Tもいいよね(汗)決戦用としてキシリウムSLRさんに付けておこう……。遠乗りするときに引っ張り出してくればいいんだし…………。
他、細々としたもの。
シフトケーブルは買わなくても行けたのですが、アウターケーブルの長さが気に入らなかったので購入。
イマイチしっくりこなかった105ペダルから卒業したくて、ペダルも新調。
「向こう5年間はサンタさんの召還禁止」という特例が発動されてしまいましたが、
むふっ。
軽っ。
カタログ通りの重さですが、そもそもベアリングの質が違うような感じ。
使い込んだペダルの回転が軽いのは分かりますが、それとは根本的に違います。
(これはメンテナンス不可避なのでしょうね。きっと)
タイムペダルも憧れますが、クリートの互換性問題が煩わし過ぎて移行できません。
ペダルのメンテ方法も載せろや!全体的に分かりにくすぎるんや…………
総重量だいたい7.2キロ。
(キシリウムSLRの場合です。練習用のレー5だと7.5キロくらいだろうか)
トータルで感じる重量が、これまでとは段違い。
逆立ちしてもアルテで組んだオルベアには敵わないと思っていましたが、流石ハイエンドコンポーネント。
鈍重な自転車だったネリッシモが一気に生まれ変わりました。
そう、なぜ今まで105で頑張っていたのか、不思議なくらいです。
(金銭的な問題よね…………)
バーテープは、リザードスキンの黒とデダの安いのがストックしてあり、黒を使用する予定でしたが、赤の方が軽いので赤にしました。
しばらく乗り込んでから巻くつもりでしたが、まぁ、シフターの位置をずらすことも無いだろうと思い、巻いてしまいました。
こうなると、ボトルケージもカーボン製に変更して、あと40グラムほど軽くしたりする、もしくはビッグプーリーを導入する、などしかアップグレードの楽しみは残されていません。
やっぱりフレームの重量って、重要なのねと思う今日この頃。
軽くなった分、遠乗りでの体力消耗がだいぶ違うと思います。
3,4,5月から本気出す!
体調整えて、遠乗りするんだ。
ああ、暖かくなる日が待ち遠しい。