海外通販で購入したネリッシモのフレームを組む。

 

今夜の夕食は焼きそばでした。

明日の夜も焼きそばです。

その次も、そのまた次の日も焼きそば。

きっとその次の次の日も焼きそばでしょう。

 

まあ、それはいいんです。

 

今日は完成したネリッシモの紹介です。

で、特に言いたいのは、果たして海外通販で購入したフレームは組めるのかということ。

それと、細かな問題点について書いていこうと思います。

f:id:yukijimo:20170604191435j:plain

これが、

f:id:yukijimo:20170604191431j:plain

こうして、

f:id:yukijimo:20170604191440j:plain

こう!

f:id:yukijimo:20170604191451j:plain

で、完成。

って、なわけあるかーい!

悪いこと言いませんから、一度も組んだことがない人(特にロードバイクに乗ったことも触れたことも無いような人)は、

素直にショップで購入して下さい。

大変ですから。

 

そして改めて感じるのは、吊しの完成車が、いかにお買い得車としてまとまっているかということなんです。

 

サドルも、シートポストもハンドルもステムも、そのた諸々のスモールパーツの数々も付属。

バラバラだったそのパーツがショップが組み上げた状態で売っている。

なんてすばらしいんだろう。

お気に入りのパーツを使いたい(選びたい)場合は、ショップに頼めばいい。

二台目ともなればフレームを選ぶところから始めたっていい。

 

餅は餅屋。

 

自己流で組んだって、延々と付きまとうのが「これでいいんだろうか」「左右のバランスは合っているのだろうか」ということ。

 

組み立て時の注意点

さて、今更ですがここまでの作業を振り返っていきましょう。

私がぶつかった問題はと言いますと、

  • クラウンレースの圧入
  • コラムカット
  • コラムスペーサーの用意
  • 左クランクボルト紛失
  • アンカーナットが締まらない
  • アウターワイヤの長さ決定
  • トップチューブのカタログ値を無視してステム長を決める(ハンドルが遠すぎて乗れないんじゃないか不安になる)
  • チェーンコマ数
  • フロントディレイラー取り付けバンドのサイズ
  • 防犯登録

といったところでしょうか。

赤字は、取られた時間が大きいものです。

可能ならショップに頼み込んでやって貰って下さい。

お金で解決できます。

(以上はすべてお金で解決可能なことでしたので、私のような貧乏人は時間で解決させる方向でなんとかやり過ごしました)

 

見てください。

f:id:yukijimo:20170604191633j:plain

f:id:yukijimo:20170604191626j:plain

 

真ん中が、練習のためにカットしたオルベアのフォークコラム。

右がネリッシモのフォークコラム。

(左は使用する予定だったコラムスペーサー5㎜)

切ってみて思ったのは、オルベアは切りやすく、ネリッシモは表面カーボンが編み込みのせいか、非常に切りにくかった

極論を言うと断面がまっすぐでなくてもいいので、そこまで神経質になる必要はなかった。後で紙やすりで整えればまっすぐになるし。

うーん、チューブメーカーであるデダチャイの実力差がこんなところにも、と感じてネリッシモへの期待が高まった瞬間でもありました。

 

次。

f:id:yukijimo:20170604191508j:plain

コラムカットに失敗した図。

あと3㎜短くカットしていれば、カーボンスペーサーは一個で良かったはずで、上の赤いスペーサーも使用できたのに。

最終的にはステムの下に赤いスペーサーをかましてハンドルを5㎜高くする予定。

なぜかって?

見た目。

と、「ステムが110㎜のため、少し高くした方が良いのでは?(オルベア比)」という考えから。

ただ、さらにスペーサーを購入するとなると追加で2000円ほど必要になってくるので保留中。しばらくはこのままでいきます。

 

見て下さい。

f:id:yukijimo:20170604191443j:plain

右がネリッシモに使用した105クランクボルト。

左が、わざわざ購入してしまったアルテグラクランクボルト。

実家を引っかき回して105ボルトを見つけたからよかったものの、これには参りました。まさかアルテと105で、規格が違うとは。

 

次。

f:id:yukijimo:20170528090157j:plain

一番上に写っている銀色の筒。

アンカーナット、もしくはプレッシャープラグというものです。

これが締まらない。

いろいろなサイトを見て、ある程度締めた状態で挿入すれば良い、ということが分かり、一件落着。

 

ぐ、いちいち時間が掛かってしかたない。

 

こういう面倒を避けるためにも、やはりある程度組んだ状態であってもショップに持ち込むべきかと思うのであります。

 

やっとワイヤー。

f:id:yukijimo:20170604191518j:plain

アウターワイヤーカットは思い切りが肝心。

間違えた場合を想定して、もう一組ワイヤーセットを購入しておきました。

オルベアのが切れた場合にも使えるし、ストックしておいて損はないかと。

 

ハンドルの内部をワイヤーが通る仕様のため、非常に苦労しました。

今思えば、通さなくても良かったかも。

三冊くらいメンテナンスの本を見比べながらやりました。

 

f:id:yukijimo:20170604191453j:plain

f:id:yukijimo:20170604191505j:plain

f:id:yukijimo:20170604191510j:plain

で、肝心のハンドル。

ロードバイク規格便利帳」という本をみていて、こんな記述を見つける。 

f:id:yukijimo:20170604203945j:plain

 DEDAの新規格ぅ〜???

特殊すぎて売れてないんじゃないのぉ〜???

とか思っていたら、カーボンハンドルらしからぬ値段で売られていたため、フレームと同時購入。

当然、コレに合うステムはスーパーオーバーサイズ35㎜しかない。

よってステムも決まる。

 

肝心の長さだが、

1.オルベアでは90㎜、100㎜と長くしてきたところ、長い方が自分に合うということが分かり、100㎜以上を考える。

2.プロ選手の土井幸広選手が使っているのが「110㎜」ということもあり、110㎜が視野に入り始める。

3.トップチューブオルベアよりも短いこともあり、110㎜に決める

といった流れで決まる。

 

90㎜から100㎜に変えたときが、もっとも効果アリと感じた。

「これぞロードバイクの快適さよのぉ」

と思ったものだ。

 

最初、オルベアに乗ったときはロードバイクの爽快感や人馬一体感なんてこれっぽっちもなかったからなぁ......……。

最初の一年はオルベアに対して「サイズが大きすぎる、失敗した」とばかり思っていたので、思い切って長いステムに変えてみたのは正解でした。

そういえば、今のオルベアのステムもデダチャイでしたね。

f:id:yukijimo:20170604191523j:plain

 中古で安かったから付けてみたんですが、文句なし。

なんなら3Tよりもいい。

(3Tは耐久性・剛性重視の気がするので私には勿体なかった)

デダチャイはハンドルも含め、なんなら剛性緩めな気がして私にはちょうどいいかも。

(まだ35㎜ハンドルでスプリントしてないので分からないが、ステムは何かそんな感じ)

 

f:id:yukijimo:20170604191503j:plain

 チェーンコマ数は、こちらのサイトを参考にさせてもらいました。

www.geocities.jp

もっていないのですが、

 

バイクハンド YC-207 チェーンフィキサー YC-207

バイクハンド YC-207 チェーンフィキサー YC-207

 

 これがあるととっても便利だと思いました。

f:id:yukijimo:20170604191140j:plain

 ついでにDOVALチェーンリングにしてみました。

変速は今のところ普通。

楕円率6%です。T52-36。

f:id:yukijimo:20170604191131j:plain

ローラー台に乗っただけですが、回すタイプの人は脚を残せるかも。

フルームが使っているのも納得。

 

FDバンドは結局、

 これじゃなくて。サイズ違いです。

TOKENの「34.9㎜」です。

アマゾンでは在庫切れみたいですので悪しからず。

 

 ネリッシモについては以上です。

防犯登録をしたら、外を走ってみたいと思います。

 

 

f:id:yukijimo:20170604191521j:plain

 嫁様のロードバイク

主にローラー台専用となっていますが、お遍路に行ってしまっていないので、ローラー台はネリッシモがセットされています。

居間にローラー台があるので、ずっと眺めることができます。

 

 

 

夕飯の焼きそばを食べながら思うのは、ネリッシモのジオメトリが美しいということ。

シートステーとダウンチューブが平行で、フロントフォークとシートチューブがほぼ並行。

三角形と形容されるロードバイクのフレームですが、これは四角形です。

シートチューブの色だけ黒い、というのも四角に見せている要因ではあります。

 

バイクポジションが気になるところですが、ローラー台で一時間乗ってみたところ、ハンドル角度とブラケット角度をわずかに変えただけで済みましたし、サドルの違和感も乗っているうちに消えるでしょう。

要は慣れです。

(やっぱりハンドルはあと5㎜高くてもいいかな)

 

 長くなりました。

今日はこの辺で。