無酸素域の呼吸について
なんだか最近、再び「ファイブスターストーリーズ熱」が上がってきています。
今月の25日に愛知開催の「GTM」を見に行けることになったことが原因でしょう。
- 作者: 永野護
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2013/03/07
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これ。 永野護デザインのトリコでございます。はい。
さて、今日は呼吸について書いてみたく思います。
見えるかなぁ?
これ、私の走行記録です。
ほとんど公開しないまま今日まで来てしまいましたが、先月の走行距離は925.5㎞でした。
おしい。
あとちょっとで1000㎞だったのに、くやしい。
とかは、最近では思わなくなってきました。
身体壊したら、元も子もないので。
それに距離だけが指標ではないですし、大事なのは強度と質。
この二つが上がっていけば、練習時間はどんどん短くなるはずだと思っております。
で、本当に見て頂きたいのは、昨日のログ。
120㎞ほど走っていますが、実は昨日は80㎞を過ぎた辺りから急に呼吸が苦しくなってきたのです。
コースは延々となだらかな登りが続く信号のない道。
片道60㎞。折り返すと、帰りはゆるい下り基調の平坦道になります。
行きは追い風。
帰りは、ものすごい向かい風でした。
今度参加する乗鞍スカイラインヒルクライムに向けて、40㎞辺りから20分間のヒルクライム。斜度は平均勾配は5.5%ほど。
全力TT。昨日は1回だけ。
そして昼食をコンビニで済ませ、ちょっと走って折り返し。
そこから向かい風にさらされながら、巡航速度35〜40㎞ほどで頑張る。
おそらく折り返してから80㎞地点に到着した辺りで、胸の苦しみに気が付きました。
よく、水泳や陸上なんかで全力疾走した後のように、息を大きく吸い込むと肺が痛い、という症状に。
「やりすぎた」と感じました。
実は5年ほど前、肺胞の一部が破れる「肺気胸」という病気で一時的に入院したことがあり、そのときと似た痛みだったので焦りました。
退院してからは何ともないのですが、「高確率で再発するだろうから、そのときは肺胞を切除しますので」とお医者様に言われていたこともあり、余計に心配でした。
で思ったのは頑張ってる最中、浅い呼吸だったのではないか、ということ。
「疲れるから呼吸は大きく、回数も減らそう」
みたいなことを、引退したティンコフのバッソさんが雑誌で言っていたのを思い出しました。
事実、「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」という興奮した犬みたいな呼吸を続けていたときは、帰宅後、胸が苦しかったことがあります。
って、ならばなぜ同じ過ちを、とお思いでしょうけど、それほど風が強かったんだろうなと今になって思います。
頑張りすぎてしまったのだ、と。
向かい風の10分走みたいなことと、その前に行った山岳TTによる無酸素状態。
結果、肺の末端がずっとしぼんだままで、縮こまってしまったことによる痛み、だと私は考えています。
特にロードバイクに乗る上で大事なのが「息を吐くこと」。
吸うことは無意識がやってくれますが、吐くことは意識的にやってあげる必要があります。
つまり腹式呼吸です。
落ち着いた、深い呼吸を心がけていましたが、どうやら昨日の私は足りていなかったみたいです。
肺の痛みは帰宅後、1時間ほど睡眠をとったら治りました。
痛みに気が付いてから帰宅するまでの道のりは果てしなく遠いモノでした。
まるでハンガーノックのような苦しみ。
みなさま、頑張りすぎにはくれぐれもお気を付け下さい。
ネリッシモは、組み始めてはいますが、次々に襲いかかる問題にイチイチ立ち止まっている状態です。
パーツもまだ揃っていませんし、いつかまとめてアップしたい!
…………早く乗りたいなぁ…………。