名古屋サイクルトレンド2017、総括版
いままでのあらすじ。
様々なメーカーのロードバイクを堪能した私は、なんだかよく分からない状態に陥り、お昼休みをとることにしたのだった。
中華まんとコーラ。
これを一気に流し込むと、またフラーリと歩き始めた。
BMC、ARGON、FUJI。
正直、どれも期待していたメーカーだった。
軽量で高剛性。そしてなにより優しさがある。
だけど何かが違う。
BMCはサイズが合っていなかったせいもあってか、その性能を最大限感じることはなかった。というか、ダンシング出来なかった。
次回はもっと時間を掛けて向き合ってみたいものですな。
歩いていると、ここはまるで街コンだと私は感じた。
ステキな金髪幼女もいれば、無口な重量級お姉さんもいる。
振り向かせるのは自分次第なのだ。
だから私は「コンフォート」という名の、やさしいお姉さんとは上手く会話出来ない。
ヘタレている私のケツをガンガン蹴り上げてくれるような、Sっ気たっぷりな、だけどどこか優しさもある気の利く年上の妹。
矛盾は承知だが、ロードバイクの世界ではそれがあたかも当然のように混在している。
伸びやかで、軽量で、しなやかに力強い。
そんなロリっこ痴女に、私は跨がりたい。
総じて、アメリカ系のブランドは、重量よりも乗り心地重視な印象。
年上の勝ち気なお姉さん、だろうか。
対してヨーロッパ系のメーカーは、ハンドリングやライド時のフィーリング重視。
路面の凹凸が分からないのは嫌だ、という風潮があるのかもしれない。
言うなれば線の細い女子高生、だろうか。
だがしかし、上記のものは所詮フィーリングだ。
これは乗ってみなければ分からない。
どれも似たようなもの、と言ってしまうことも可能だし、必ず自分のライドスタイルにぴったりなものがあると断言することも出来る。
問題は、自分が何を重視し、何を求めるかではないだろうか。
相手を知るには、まず自分を知る。
気になるあの子を本気で堕としに掛かるのは、
ある程度のお金と知識、大人のマナーと正しい姿勢を身につけてからでも
遅くはないのかもしれない。
- アーティスト: The Birthday,Yusuke Chiba
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: CD
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意外にも予想外だったのは、グエルチョッティ。
エウレカ、というフレームシリーズはいくつかあるが、私が試乗したのは
エウレカDX50だったと思う。
最後になにか、と思い試乗したところ、直進性、加速性、コーナーでのハンドリングなど、TIMEに匹敵するかのような印象を得た。
というと言い過ぎかもしれないが、『迷ったのならコレを選んでも後悔はない』と言い切れる。それくらい良かった。
違うのは重量くらいだろうか。
DX50もサイロンに負けず、新型デュラエースの電動じゃないやつだった(と思う)し、乗っている人も少ないので狙い目ではないだろうか。
(こうやって書いている今、TIMEは高い過ぎるのでDX50でもいいかな、などと思い始めている)
フレーム選び。
とてもムズカシイということが分かった名古屋サイクルトレンドだった。